株式会社ハイレックスアメリカは1978年から生産を開始したハイレックスグループの最初の北米生産施設の1つです。ミシグガン州バトルクリークに位置する当社では、ハイレックスの数多くのグローバル生産製品の中央配送センターとして機能するとともに、アクチュエーターや、軽量、中型、重量の全てに耐久性のある機械制御ケーブルを自動車、医療、パワースポーツ市場向けに製造しています。この施設では、流通、製造、組立、販売、エンジニアリングをサポートする 300 名を超える直属、間接的、給与職員が所属しております。

Hi-Lex Automotive Centerは、アメリカ合衆国の自動車産業の中心、デトロイト市中心から北に30kmの位置にあり、日本人出向者13名と現地人社員約100名が所属しております。北米のお客様向けの設計、開発、実験、営業の他、北米事業の本社として、IT、総務、人事、経理、購買などの諸機能を有しております。デトロイト市近郊には、GM、Ford、Stellantisをはじめ、トヨタ、日産、現代・起亜などの技術センターがあり、日々顧客向け業務を推進しております。

ハイレックス・コントロールス株式会社リッチフィールド工場は、米国ミシガン州デトロイトから南西に175 km離れた街、リッチフィールドに位置しています。当工場の敷地内には、ティア1・サプライヤー（一次下請けメーカー）すなわち、完成車メーカーに直接部品を供給する工場が2棟があります。古くからあるHCIL工場は 34 年間稼働しており、340 人の従業員が所属しています。この工場では、フォード、ホンダ、トヨタ、パッカー 用のウィンドウ・ リフト・ レギュレーターを製造しています。両工場共に、熟練した従業員を一層充実させることを誇りに思い、そのために必要に応じて外部でのトレーニング等も提供しています。

ハイレックス・コントロールス株式会社ハドソン工場は、米国ミシガン州デトロイトから 170 km離れたミシガン州南部の街、ハドソンにある30 エーカーの敷地に位置しています。ハイレックスグループの世界的な販売リーダーとして稼働している当工場では、現在 、2 名の日本人駐在員と 332 名の現地従業員が所属しています。当工場の主な取引先は、ステランティス、フォード、ゼネラルモーターズ、ポラリスに加え、複数のハイレックスの姉妹施設等が含まれており、最近ではハイレックスの新製品であるシートモジュールの生産開始も発表する予定です。当ハドソン工場は、社内のケーブル生産、小型および大型の金型成形、FIPG (発泡フォームを用いた液状ガスケット)、溶接、プレス加工、ロールフォーミングなどの様々な工程を取り込むことで垂直統合を行い、大規模な顧客ベースをサポートしています。

ハイレックス・コントロールス株式会社ヘーゼルパーク工場は、米国ミシガン州デトロイトミシガン州デトロイトの北 21kmに位置し、約80名の現地従業員が所属しています。HCIW は、平等、多様性、包括性を受け入れ、家族のような職場環境を確立したことを誇りに思っています。当工場は、ステランティスの 2 つの組立工場を含む当社の最も主要な顧客の近くに戦略的に位置し、顧客メーカーのWTAP (ウォーレン トラック組立工場) と SHAP (スターリング ハイツ組立工場) の両方をサポートしています。主に、メーカーの車種であるワゴニア/グランド ワゴニア ドア モジュールを組み立て、ワゴニア/グランド ワゴニアと RAM ドア モジュールの両方のシーケンス配送しています。当工場は、自動車業界で信頼されるパートナーとなり、現在の従業員と顧客のビジネスの進歩と成功に貢献することを目指しています。

アラバマ州（1195Country Road 177Cusseta, AL 46852）に位置する、大同ハイレックス・アメリカ株式会社は2009年9月に設立され、主に自動車用のドアモジュールの製造および組立を行っており、ジョージア州とアラバマ州の大手自動車メーカーへサービスを提供しています。近隣には、起亜自動車（Kia Automotive Georgia） の工場が約12マイル南のジョージア州ウエスト・ポイントにあり、また、70マイルほど北のジョージア州モントゴメリーには現代自動車（Hyundai Motors Manufacturing Alabama）の工場もあります。現在、当社では韓国人 9 名とその他 180 名のフルタイム従業員が所属しており、週 5 ～ 6 日、1日12 時間の 2 交代制で働いています。

Hi-Lex メキシコ は、メキシコ合衆国ケレタロ州のケレタロにHLMQ、エル・マルケスにHLMMの２つの工場を持ち、日本人出向者10名と現地社員約2,200名が所属しています。北米及び国内の自動車メーカーに各種ケーブル、WRやドアモジュールを出荷しており、ケーブル約20万本/日、WR/モジュール 約1万個/日を生産し、年間約$140Mを売り上げる大きな拠点です。また各顧客の新規ビジネスの見積、生産ライン設計、量産までのフォローもおこなっています。

Hi-lex do Brasilは、サンパウロ州の州都、サンパウロ市から約100kmの位置に存在します。1名の日本人出向者とブラジル人社員約210名が、自動車用コントロールケーブルとウィンドーレギュレーターの生産を担っております。内製化に強みを持ち、主要部品の多くを自社で生産しています。顧客はトヨタ、ホンダの日系メーカーだけではなく、StellantisやVW等の欧米自メーカーにも製品を供給しています。現在はブラジル国内への供給が中心ですが、近い将来、特にアルゼンチンへの製品輸出を計画しています。これにより、南米市場における更なる地位確立を目指しております。

Hi-Lex Europeは、ロマンティック街道の起点ヴュルツブルクの北東30kmにあるシュヴァインフルト市にオフィスとラボをもつ営業・技術センターです。設立は2013年で、グループの中で比較的新しい拠点です。日本人出向者４名と現地社員60名弱が所属しています。現地社員としてアジア、中南米、アフリカの様々な国の出身者も共に働いています。ドイツ系のBMW、VW、Audi、日系のトヨタ、スズキ、米国系のFordが主たるお客様で、新技術の開発にも力を入れています。

弊社（ハイレックスハンガリー）はハンガリーの首都ブタペストより約65kmに位置しております。約400名の現地スタッフと、6名の日本人出向者が共に働いております。主にコントロールケーブル、ウインドレギュレーター、ドアモジュールの製造と、ウインドレギュレーターに使用するガイドレールのロール成型及び射出成型を行う事が可能で、独自のコントロールケーブルの設計と実験チームもございます。主にトヨタ自動車様、マジャールスズキ様、フォードモーターカンパニー様、BMW様に弊社の商品を納めております。

HI-LEX チェコは2017年に設立され2019年よりBMW向けドアモジュールの一貫生産をしています。欧州の自動車産業の中心であるドイツへのアクセスの良さもあり、自動車関連の工場が集まる工業団地内にあります。工場は、チェコ共和国の首都プラハから北西に60ｋｍに位置しています。出向社員３名と200名の現地人が所属しており、顧客向け業務および改善業務を推進しています。

HI-LEX イタリアは、国内第2の商業都市ミラノから南西に約200Km離れた美しいリグリア海に面した温暖で風光明媚なリゾート地のキャバリ市に位置しています。2016年にHI-LEXグループの一員なり日本人出向者1名と現地人従業員286名が所属しております。欧州のお客様向けの設計、開発、試作、実験、営業の他に製造、品管、物流、購買、経理、人事部門があります。当社は、IATF 16949および ISO 14001の認証を取得しており欧州内のStellantis, BMW, VW, Audi,　Porsche, Maserati, Ferrari, Lamborghini 向けウインド・レギュレーターとドアモジュールの開発と生産に従事しており、日々顧客向け業務を推進しております。

Hi-Lex Spainは、バルセロナの中心から北東30kmの位置にあるグラノリェースに工場を構える製造拠点です。スペインの歴史ある会社が、2016年にHi-Lexグループへ加わりました。経験豊かな現地社員約60名を中心に運営されています。主製品はフォード向けのドア・モジュールです。他に新興自動車メーカーのイネオス向けドア・モジュール等をここで製造しています。スペインは欧州で２番目の自動車製造国であり、販売の拡大機会をうかがっています。

韓国ＴＳＫは韓国南東部 韓国第２の都市 釜山から西に約６０㎞、慶尚南道　昌原市馬山の自由貿易地域の中にあります。日本人出向者1名と現地人約140名が所属しています。シートケーブルを中心に生産しており、部材の販売も実施しています。完成品は日本、北米、欧州向け、その他の部材はほとんどのグループ社と取引しています。顧客満足度１００％達成を目指して日々改善と努力を実施しています。

2014年3月に大同ハイレックスが理韓ドアを買収し大同ドアと社名変更し事業を開始しました。生産品目はドア、フード、テールゲート、トランク等のラッチ製品です。主要顧客は、現代起亜自動車及びそのTier１(一次協力社)です。 2017年に仁川国際空港から約30Kmの松島国際都市の経済自由区域に本社工場を新築移転しました。その後の生産拡大により本社工場が手狭になり、2023年4月に本社工場の近辺に第2工場を新築し、本社工場の射出成形部門を移設しました。

煙台利時徳拉索系統有限公司略称(YTC)は日本Hi-Lex Japan株式会社の100%出資で2002年12月に煙台保税港区に設立された。煙台市中心から北に7kmの位置にあり日本人出向者2名と現地人社員約160名が所属しております。2004年に量産を開始しました。資本金は1300万ドルです。現在の従業員は160名です。正社員：102名で64％です、派遣者：58名で36％です。主に自働車用部品を生産しています。ヒーターコントロールケーブル、シートロックケーブル、ヒューエルリッドオープナー、トランクオープナー100%海外輸出しています。日本、ブラジル、タイ、ベトナム、韓国などのに販売しています。

GUANGDONG HI-LEX CABLE SYSTEM（広東HI-LEX）は、中国広東省広州市中心部から東へ30kmの位置にあり、日本出向者4名と現地社員約650名が所属しております。広州市近郊のお客様向けにコントロールケーブルを製造販売しております。業務内容は、生産、品証、調達、項目推進、技術、実験、販売、物流計画、人事総務、財務などの機能を有しており、主に、広汽ホンダ、広汽トヨタ、東風ニッサンなどの日系顧客向けに業務を推進しております。

重慶海徳世拉索系統（集団）有限公司は、重慶市北部新区に位置し、現地人社員約1214名が所属しております。子会社/分公司を七社設立しており、「五地域八工場」で中国市場「東西南北中」をカバーした集団規模にて顧客をサポートしております。
高い技術能力を持つ開発センター及び業界をリードする実験検測センターを設けており、中国自動車ボディーシステム製品メーカーの先頭企業として、顧客に最適なソリューションを提供しています。

海德世自動車部品（瀋陽）有限公司(HI-LEX Automotive Parts (Shenyang) Co.,Ltd)は、中国遼陽省瀋陽市中心から南西に約20kmの位置にあり、日本人出向者1名と現地人社員約33名が所属しております。瀋陽のBMW ブリリアンス向けのモジュールプレートレギュレーターサプライヤーとして、工場機能と品証、経理、人事総務などの諸機能を有しております。

ハイレックスベトナムは、首都ハノイ市より東に約100Kmのところに位置した北部最大の港湾都市であるハイフォン市にあり、HLJ出向者は5名、現地人社員は正規413名非正規417名が所属しております。組織は、組立・品管・総務・生技・購買・営業・経理があり、お客様は、トヨタ・ホンダ・ヤマハ・スズキ・HLJ・THAI STEEL等とのお取引があります。HLVの従業員は、一致団結し顧客のご要望に対応すべく日々取組んでおります。

TSC(THAI STEEL CABLE)は、ハイレックスコーポレーションとサミットグループ(タイ最大の車部品メーカー)の合弁会社上場企業です。1978年に設立され、タイ国内すべての自動車およびオートバイメーカー向けにコントロールケーブル及びウィンドウレギュレータを開発・製造・販売しています。TSCはタイ中部の工業地帯に位置し、50,000平米の製造工場と1,000平米のフル機能を有する研究開発ラボを備えています。